ロメオ・イ・フリエタ

ロメオ・イ・フリエタ（ロメオとジュリエット）はキューバ産葉巻のブランドである。 販売元であるハバノスS.A.は、ブランド・ピラミッドの上位中位（メディオ・アルト）に分類している。

ロメオ・イ・フリエタ・ブランドは、1875年に2人のスペイン人、イノセンシオ・アルバレス・ロドリゲスとホセ・マニン・ガルシアによってハバナで設立された。彼らはサン・ラファエル通り（当時はベラスコアン通り）に工場を構えた。

30年後、「ドン・ペピン」として知られるホセ・ロドリゲスによって買収された。彼は、輸出するブランドのイメージアップに力を入れ、ヴェローナのキャピュレット宮殿を購入し、そこに葉巻店を構えた。

20世紀前半を通じて、ロメオ・イ・フリエタはフィギュラドシガー（両端が細くなった特殊な形状の葉巻）を専門としていたが、第二次世界大戦後に廃れ、1990年代にロメオ・イ・フリエタが葉巻を巻いているクアバブランドで復活した。

同時に、ロメオ・イ・フリエタは「個人用」リングの製造に特化し、金持ちであろうとそうでなかろうと、葉巻愛好家が自分の名前でリングを付けられるようにした。.このブランドは、ほぼすべてを生産していると言われている。 生涯で20,000種類のリングを使用。

今日、ロメオ・イ・フリエタは、モンテクリストに次いで、世界で2番目に広く流通しているキューバ・ブランドである（2001年、市場の16.2 %）。